みなさんは秋田県に大館市(おおだてし)という街があることをご存じでしょうか。あ、ちなみに僕は大館市在住です。
「秋田県大館市って魅力がたくさんある街だよ!」と声を大にして言いたいところですが、
秋田県ってどこ?太平洋側?
という人が多い事実も理解しています(泣)。
秋田県の場所すら危ぶまれているなかで、大館市の存在を知る人は多くないのかもしれません。
しかも、大館市についてブログで個人的に発信している人は少ない現状があります。
本記事では、
といった方に向けて、大館市在住のあごらが大館市の概要や魅力、課題について記事にまとめました。
大館生まれ大館育ち!生粋の大館市民!と言いたいところですが、記事を書いていたら新たに知ることもたくさんありました(笑)
本記事を皮切りに、大館市について紹介する記事も今後増やしていく予定です。
ぜひ秋田県大館市の魅力に触れて、興味をもつきっかけにしていただけると喜びます。
本記事のポイントは次の通りです。
我がふるさと、大館市について詳しく解説しますね。
大館市をブログで発信する理由
地元大館市をブログで発信しようと思ったわけですが、
と感じる方もいるでしょう。
これまでブログをいくつも運営してきましたが、ばぜ「あごらいふ」で大館を取り上げることにしたのか、理由を解説します。
大館市をブログで発信しようと思った理由は、次の3つです。
それぞれの理由について、もう少し深堀しますね。
大館市について発信する個人ブログが少ない
「大館市 ブログ」でGoogle検索をすると、大館市のことについて触れた個人ブログがいくつか出てきます。
ただ、個人の日記や備忘録といったテイストのものがほとんどで、大館市全体の魅力を発信している個人ブログは見当たりませんでした。
「大館を紹介する個人ブログがないなら書こう!」と感じたので、ジャンルのひとつとして「おおだてぐらし」を作ったのです。
日記や備忘録は本来のブログの形で素敵だと思います。ただ、体系的に情報を得られる個人ブログがあってもいいかなと。
これから大館市のことをざっくばらんに取り上げて、魅力や課題について発信できればと思います。
地元大館市のことをもっと知りたい
大館市の旧比内町で生まれ、大学時代以外のほとんどを大館で過ごしました。
ただ、長年住んでいながら「え、そんなところあったの?」と思わされることが、これまで何度もあります。
地元とはいうものの、意外と地元のことって知らないんですよね。
「地元大館市のことをもっと知りたい」「魅力を再発見したい」という気持ちもあり、ブログを書くことにしました。
これまで感じてきた魅力はもちろん、新たな発見について記事にまとめて「街のことを知っている市民」になりたいものです。
ブログを書くために情報収集は必須です。
ブログで情報収集をしていると、自然と色んなことを覚えるんですよね。
「調べる→アウトプットする→知識が定着する」といったメリットが、ブログを書く過程にあります。
ブログの良さを生かして、大館市について理解を深めたいと思ったことも理由のひとつです。
自分のできることで大館市について伝えたい
インターネットには載っていない大館市のよさは、まだまだたくさんあります。
幸い、ブログ運営やwebライターとして仕事をしてきたので、こうして記事を書くことは人並みにできるようになりました。
自分のできることで、大館市について発信したいということも大館ブログを書こうと思ったきっかけです。
自分の特技を使うのが一番有効かなと。
これまで積み重ねてきた、そしてこれからも積み上げるスキルで大館市の魅力を最大限に伝えられればと思います。
秋田県大館市とはどんな街?
「秋田県大館市」と聞いてもピンとこない方がほとんどでしょう。
ここでは、大館市の概要から歴史、魅力までまとめました。
まずは大館市がどこにあって、どんな街なのか紹介します。
秋田県内陸北部に位置する人口約6万5千人の街
大館市は秋田県の北部に位置する街です。
大館市の概要は次の通りです。
市名 | 大館市(おおだてし) |
位置 | 秋田県北部で青森県と接する |
面積 | 913.22㎢ |
人口(2024年9月1日時点) | 約64,400人 |
市の木 | 秋田杉 |
市の花 | キク |
気候 | 大陸性気候で寒暖差が大きく、冬は雪が多い |
その他特徴 | ・きりたんぽ鍋発祥の地 ・忠犬ハチ公生誕の地 ・曲げわっぱや比内地鶏が有名 |
大館市はもともと「大館市」「比内町(ひないまち)」「田代町(たしろまち)」に分かれていて、僕は比内町の出身です。2005年に合併して新しい大館市になりました。
車で1時間ほど走ると青森県に入ります。
「きりたんぽ鍋」「忠犬ハチ公」「比内地鶏」といった全国でも有名な特産物や文化をもつ街です。
最近では、27歳で市長に当選した石田健佑さんが「全国最年少市長」として話題を集めました。
激しい戦争を経験した城下町
歴史的に見ると大館市の歴史は古く、さまざまな変遷をしてきました。
縄文時代から人が住んでいたことがわかっており、市内に300ヵ所以上の遺跡が確認されています。
8世紀頃には蝦夷の言葉で「火内(比内)」と呼ばれ、878年の元慶の乱の記録に名前が登場。
大館野遺跡構分布図
平安時代の曲物
あれ、曲物って今の曲げわっぱとほぼ同じ…!
江戸時代には大館城の城下町として栄えた歴史もあります。
ただ、明治維新時の戊辰戦争の戦火に巻き込まれました。
大館城を含む市内の広範囲が焼失。
戊辰戦争時の銃弾が撃ち込まれた木を見たことがあります。
1951年からさまざまな町や村が合併し、現在の大館市ができました。
1910年以降度重なる大火に見舞われながらも、歴史的文化を残し、秋田県北部の中核として発展してきたのです。
戊辰戦争の様子や、大館の歴史について解説した記事もあわせてどうぞ。
伝統文化を大切にする街
大館市には文化遺産や地域行事が豊富にあります。
古からの伝統を守り続け、現世に伝えてきました。
また、「曲げわっぱ」といった伝統工芸品は全国的に評価され、観光資源にもなっています。
僕は曲げわっぱのコップを愛用しています。
大館市には「大館神明社祭」や「大館アメッコ市」といった伝統行事や、国の天然記念物として知られる「秋田犬」「芝谷地湿原植物群落・長走風穴高山植物群落」など貴重な遺産が豊富。
食の分野では「比内地鶏」「きりたんぽ鍋」などが有名です。
忠犬ハチ公
大館アメッコ市
きりたんぽ鍋
比内地鶏の千羽焼
アメッコ市は昔から行ってます。アメッコ市の飴を食べると風邪をひかないという言い伝えがありますが、冬なので寒くて風邪をひきそうです(笑)
ほかにも「大文字祭り」や最近では「本場大館きりたんぽまつり」など、魅力的な文化がたくさんあります。
地域の交通拠点でもある
大館市は秋田県北部の交通拠点の役割も果たしています。
秋田市や青森市、盛岡市のおよそ真ん中に位置する大館市。
鉄道ではJR奥羽本線と花輪線が通っており、秋田県内外へのアクセスが便利です。
隣の北秋田市からは、秋田南部に向かう「秋田内陸線」も通っています。
また、市内には秋北バスが走り、仙台や東京とつなぐ夜行バスも発着。
市内外の移動を支えています。
近くには大館能代空港があり、東京までのアクセスが便利です。
また、大館市では「大館市地域公共交通網形成計画(2017~2027)」を策定し、持続可能な公共交通網を実現するアクションも起こしています。
すみません、知りませんでした(汗)でも少子高齢化や人口減少が続くなかで、公共の交通機関をどう維持させるかは暮らしやすさにとって重要なことですよね。
大館市の魅力は自然・文化・おいしい食べ物
大館市の魅力は語りつくせませんが、特に
ということがおすすめポイントです。
ここでは、大館市の魅力について詳しく解説します。
豊かな自然でいやされる
大館市は周囲を山々に囲まれている盆地にあります。
世界自然遺産の白神山地や奥羽山脈に囲まれ、「米代川」「長木川」といった川が流れる地域。
登山や自然観察に人気のスポットもあり、多くの方が楽しんでいます。
周りを見渡すと、山に囲まれていることがよくわかります。田や畑も広がり、春や夏には緑に囲まれた生活ができますよ。
田代岳は人気の登山スポットで、多くの登山者に人気です。
標高約1,177mの山には、原生のブナ林や高層湿原があり、季節によって違った美しさを楽しめます。
春には大館桜まつりが開催。
お城の跡地である「桂城公園」で開かれ、多くの方が訪れます。
満開の桜が堪能できるおすすめのイベントです。
市内にはキャンプ場もいくつかあります。
僕も何度かキャンプを楽しみました。
田代地区にある五色湖は、季節や天候によってさまざまな色を楽しめる湖です。
エメラルドグリーンやコバルトブルー、琥珀色といった自然が生み出したとは思えないほどの美しい色彩を楽しめます。
キャンプ場もあり、美しい湖の近くでキャンプができることも魅力です。
冬には雪が降り、ウインタースポーツを楽しむ人もいます。
かまくら作りや冬のイベントもあり、まさに四季折々の楽しみ方ができる街です。
スキーは小学校や中学校の体育の授業でありました!なので大体みんな滑れるのではないでしょうか?
魅力的な文化がたくさん
大館市には魅力的な文化や伝統が残り、長く続く行事があったり、市内に文化財が豊富にあったりします。
大館市の主な行事は次の通りです。
大館アメッコ市
毎年2月に開催される「大館アメッコ市」は、およそ400年の歴史をもつ伝統行事です。
開催日 | 毎年2月の第2土曜日、日曜日 |
開催場所 | おおだてハチ公通り |
特徴 | ・枝アメが市内に飾られる ・縁起物としてのアメを販売 |
大館アメッコ市の季節になると、市内のいたるところに枝アメが飾られます。
飾られ始めると「アメッコ市の時期かぁ~」ってなります。
起源は1570年代にさかのぼり、城下町の市として始まりました。
当時は地域の神々への感謝を込めて開催したことが記録されています。
現在のような行事になったのは昭和初期頃から。
アメッコ市には毎年初日に山の神様が姿を現します。
アメッコ市で売っているアメには「食べると風邪をひかない」という言い伝えがあり、縁起物として買う人も大勢います。
当日は大体めっちゃ寒いっていう矛盾がまた面白いです(笑)
アメッコ市では、
などさまざまなアメを楽しめます。
市外や県外から訪れる人も多く、大館の冬の人気イベントです。
大館神明社祭典
大館神明社祭典も大館市の一大イベントです。
歴史は400年以上と古く、大館神明社の神様を祭る目的で行われています。
開催日 | 毎年9月10日(宵祭り)、11日(本祭り) |
開催場所 | おおだてハチ公通り(メイン会場)、大館神明社、市内各所 |
特徴 | ・豪華な曳山車が市内を巡行 ・山車の上では大館囃子が披露される ・露店が並び多くの人でにぎわう |
祭り期間中は、市内を豪華な曳山車が巡行し、軽快な大館囃子や威勢のいい掛け声が聞こえてきます。
メイン会場はおおだてハチ公通りで、多くの露店と人でにぎわう人気行事です。
東京の人混みを彷彿とさせる人の多さは、この時期くらいしか体験できません(笑)
子ども神輿も市内を練り歩くなど、大館市民みんなが楽しむ秋の伝統行事です。
各講でもお囃子の練習に励み、これからも伝統行事として受け継がれていくでしょう。
大文字祭り
大館大文字祭りは毎年夏に開かれるお祭り。
鳳凰山の大の字に点かが行われ、力強く浮かび上がります。
開催日 | 毎年8月11日 |
場所 | 長木川河川敷 |
特徴 | ・鳳凰山に浮かび上がる大の字 ・大館大文字踊りが披露される ・祭りの最後には花火が上がる |
大館大文字祭りは1968年に始まり、50年以上の歴史をもつお祭りです。
大館の発展を願う目的があるとともに、夏の終わりを告げる旧盆行事としての意味をもちます。
鳳凰山の大の字は、総画全長約450m、火床98ヶ所という規模で大迫力。
あごら:祭り以外でも季節ごとの「大の字」の姿を楽しめます。
長木川河川敷には屋台が並び、浴衣姿の人でにぎわう祭りです。
日中はおおまちハチ公通りで大館大文字踊りが披露されます。
「大文字音頭」という専用の曲に合わせて、浴衣姿の踊り子が踊りを披露。
祭りの始まりを告げます。
本場大館きりたんぽまつり
大館市は全国的にも有名な「きりたんぽ鍋」発祥の地とされています。
そんな大館の名物をメインテーマにしたイベントが、本場大館きりたんぽまつりです。
開催日 | 毎年10月第2週の金、土、日 |
開催場所 | ニプロハチ公ドーム |
特徴 | ・秋田県を代表する食イベントのひとつ ・きりたんぽグランプリを開催 ・ステージイベントや特産品販売などさまざまな楽しみ方ができる |
本場大館きりたんぽまつりは、2024年で52回目を迎える長く続いてきた祭りです。
当初は長木川河川敷で開催され、2012年から大館樹海ドーム(現ニプロハチ公ドーム)で会場を移しました。
市内のきりたんぽ業者が味を競うきりたんぽグランプリをはじめとして、きりたんぽにまつわるさまざまなイベントが開催されます。
本場のきりたんぽ鍋の食べ比べをすることは、市民でもなかなかありません。味噌つけたんぽも何気に人気です。
毎年県内外から5万人を超える方が来場し、2015年には13万人を超える来場者がありました。
地元アーティストや団体によるパフォーマンス、有名アーティストのライブ、ご当地ヒーローなどステージイベントも多彩。
たんぽ一万本焼きや大館曲げわっぱ製作体験など、いろいろな楽しみ方ができる祭りです。
比内とりの市
大館市比内地区(旧比内町)では、日本三大地鶏である比内地鶏を中心とした食のイベントが開かれます。
その名も「比内とりの市」。
比内地鶏や地元の特産品を味わえ、観光客と地元住民の交流の場としての役割を果たすイベントです。
開催日 | 毎年1月下旬(2024年は1月27、28日) |
開催場所 | 比内グラウンド |
特徴 | ・きりたんぽ鍋や千羽焼など比内地鶏を使用した料理が味わえる ・人間比内鶏詠唱大会など独自の企画多数 ・雪で作られた神社での儀式 |
比内とりの市は、地元の子どもから市外の大人まで楽しめるイベントです。
1985年から始まり、比内地鶏の霊への感謝祭として始まりました。
比内地鶏を中心とした食やイベントが盛りだくさんで、地域の重要な行事のひとつです。
僕は旧比内町出身なので、子どもの頃から毎年楽しみにしていたお祭りでした。
特設ステージでは、人間比内鶏詠唱大会といった個性的なイベントが催されます。
あごら:僕も子どもの頃出場したことがあります。どれくらい長く「コケッコッコー」と鳴けるかの勝負です。
地元の園児や小学生も参加し、元気な声で鳴き声を真似します。
比内地鶏の千羽焼は特に人気商品で、毎年買い求める人で長い行列ができるほど。
夕方に行くと売り切れていることも珍しくありません。
直火で焼いた比内地鶏の丸焼きは、たまらなくおいしいです。
雪で作られた神社では伝統的な儀式が、ほかにも民謡ショーや郷土芸能の披露などさまざまなイベントが開催されます。
たけのこ祭り
田代地域で開催される「たけのこ祭り」は、市内外から多くの方が参加するお祭りです。
開催日 | 毎年6月上旬 |
開催場所 | 田代多目的運動広場 |
特徴 | ・田代岳周辺でとれた新鮮なたけのこを使った「たけのこ汁」が提供 ・ステージイベントが多彩 |
田代地区では新鮮でおいしいたけのこが有名です。
たけのこ祭りでは大鍋で作ったたけのこ汁がふるまわれ、毎年長蛇の列ができています。
県内外からキッチンカーや屋台も集まり、大人から子どもまで楽しめるイベントです。
たかがたけのこ汁、されどたけのこ汁。驚くほどの行列ができていてびっくりです。
ステージではアーティストのライブやご当地ヒーローのヒーローショー、曲げわっぱ太鼓演奏などさまざまな催しが開催されます。
田代の新鮮なたけのこを味わいたい人にはおすすめのイベントです。
グルメがつまった街
大館市には古くから伝わるものから、新しいものまでさまざまなグルメがあります。
伝統ある食材や料理には次のようなものがあります。
比内地鶏は日本を代表する地鶏として知られ、濃厚な風味と香りが特徴。
広々とした環境で放し飼いにされ、引き締まった味の良い肉質が人気です。
比内地鶏を使用したきりたんぽ鍋や親子丼、焼き鳥はコクがあり絶品です。
「比内や」など地元有名店で食べられる親子丼は、コクがあり絶品です。
きりたんぽ鍋は、あきたこまちを使って作られる大館市発祥の郷土料理です。
ほどよく潰されたお米のもちもちした食感と、噛めば噛むほど出る甘味が楽しめます。
比内地鶏やセリ、ごぼうや舞茸などが入って栄養も満点です。
きりたんぽ鍋はそれぞれの家庭で具や味が違って、まさに家庭の味を楽しめる料理です。
ほかにも「畑のキャビア」と呼ばれ、プチプチとした食感が特徴のとんぶりや、中山地区で生産されるそばやなしが有名。
粘り気の強い大館産の山芋は、お好み焼きが有名な関西などで高い評価を受けています。
大館市には、ほかにも美味しいグルメもたくさん。
おすすめのお店やグルメはほかの記事であらためて紹介しますが、大館市では特産品を使った新しいグルメや、飲食店での料理など魅力的なグルメを楽しめます。
人があたたかい
大館市以外でもいえることですが、人があたたかいことも街の魅力です。
地域の人が集まるイベントや行事では、市外や県外の人もたくさん訪れます。
地域の人の温かさに触れ、リピートで訪れる方も多いようです。
あ、僕も大館市民の一人として温かい気持ちがありますよ(笑)
伝統文化やグルメも大きな魅力のひとつですが、そこで触れあえる人のあたたかさも大館市を再び訪れたくなる理由でしょう。
県外から移住してきた知り合いが何人かいますが、地元の人の温かさにには驚いているみたいです。
大館市は人口減少などの課題もある
大館市の魅力をいくつか解説しましたが、課題といえる部分もあります。
ここでは、大館市の現状の課題についてまとめました。
地方ならではの課題が多いのかなと思います。
大館市の課題といえる部分は次の通りです。
高齢化と人口減少
2024年11月時点での大館市の人口は、およそ6万8,000人。
人口は年々減少しており、人口減少が課題となっています。
大館市の人口推移は次の通りです。
着実に減っているって感じですね。
毎年1,000人強の人口減となっています。
人口現象の主な理由は、「自然減(出生数が死亡数を下回る)」「社会減(特に若者の流出)」の両面にあります。
18歳を迎えた若者は、進学や就職によって県外を選ぶ傾向にあります。
大館市や秋田県内に魅力的な進学先や就職先がないんですかね。という僕も進学では県外に出ましたが。
特に女性の県外就職が多い傾向にあり、出生数も減少していることが現状です。
また、少子高齢化も大きな課題のひとつ。
2024年7月時点では、人口約6万8,000人のなかで高齢者の割合は39.63%と、全国的に見ても非常に高い水準です。
地区によっては高齢化率が50%を超える場合もあるようです。
少子高齢化が進むと、人口自然減や生産年齢人口の減少による地域経済の低下、ひいては若者の流出がさらに加速する可能性があります。
地域サービスの縮小や介護負担の増加など、これからますます課題になりそうです。
大館市では「大館市都市再興基本計画」といった施策を行い、人口減少や少子高齢化といった課題に積極的に取り組んでいます。
遊べる場所が少ない
「遊べる場所がある」ことは、地域の活性化は若者の定着にとって重要なことです。
大館市には豊富な観光スポットや公園はありますが、全体的に遊べる場所が少ないと感じている地元住民も少なくないようです。
僕も子どもが2人いますが、ほかの市町村よりかなり遊べる場所が少ないなって思います。結局みんなゲームセンターに集まるっていう(汗)
歴史的な文化や観光地は多く残されていますが、子どもや若者向けの遊び場が少ないことが課題です。
遊び場や娯楽施設の不足は、若者の流出をさらに加速させたり、家族連れが訪れる機会の減少につながるでしょう。
市内の交通の便がよくない
大館市内では電車や路線バスが通っていますが、交通の便が良いとはいえないことが現状です。
「電車やバスが1時間に1本」ということも珍しくなく、自家用車をもたない方は不便さを感じることもあるでしょう。
高齢者の移動手段も課題となっており、コミュニティバスなどの施策が進められています。
基本的な交通手段は車で、電車やバスは学生さんが通学に使うくらいではないでしょうか。
交通の便の悪さは街の魅力低下や、商業施設や観光地への訪問者の減少につながります。
大きな課題となっている人口流出につながる可能性もあり、交通の利便性向上に向けた取り組みが必要でしょう。
最近では新しい交通サービスの「mobi」が導入されました。好きな場所で乗れて好きな場所で降りれる、スマホで運行状況をチェックできるといったメリットがあるようです。
大館市に住む人は魅力を感じている
大館市には魅力と課題の両方があります。
僕もやはりどちらも感じています。
ただ、大館市に魅力を感じている方も多く、SNSにも大館のよさが発信されています。
ここでは、大館市に住んでいる人や訪れた人の実際の声を紹介。
ぜひ住んでいる人の生の声を聞いてみてくださいね。
地元の野菜がおいしい
秋田犬に触れ合える
魅力的なふるさと納税の返礼品がある
ブログで大館市を盛り上げたい
本記事では、
といった方に向けて、大館市についてブログで解説してみました。
大館市は伝統文化やおいしい食べ物が根付いている魅力ある街ですが、ブログで発信している人が少ないように感じます。
「ブログ」という自分ができることで、大館市の魅力を発信してみようと思いました。
本記事のポイントは次の通りです。
これからも大館市の魅力やおすすめスポットなどをブログで発信しようと思います。
魅力がたくさん詰まった街、秋田県大館市。
「名前すら知らなかった」という方も、ぜひ記事を読んで興味をもっていただけたらありがたいです。
来てくださったら最高です(笑)
大館市に来た際は、ぜひ僕に話しかけてください!XのDMからでも連絡してくださいね。
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