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「やりたいことがない」と悩んでいる方も多いのではないでしょうか?
実際SNSでも悩んでいる方がいるようです。
本記事は次のような方に向けて書いています。
やりたいことがないと日々の生活に満足感を感じづらいですよね。
頭のなかでグルグル考えて、モヤモヤしてしまうことも。
僕もやりたいことがわからないってときありました。
本記事では、やりたいことがわからない原因から見つける方法まで徹底解説。
やりたいことをやることで得られるメリットについても触れています。
ぜひ参考にして、やりたいことを見つけてあなたらしい人生を送ってくださいね。
本記事のポイントは次の通りです。
やりたいことがわからない方はぜひ最後まで読んで、悩みを解消するヒントにしてみてくださいね。
「やりたいことがない」と感じるのはなぜ?
「やりたいことがない」と悩む方も多いでしょう。
仕事でもプライベートでもやりたいことがわからず、「なんだかなぁ」と想いながら過ごしていませんか。
僕も昔はそうでした。今でも「これでいいのかな?」と思うことだってあります。
ここでは、「やりたいことがない」と感じる原因について解説。
やりたいことがないと感じる理由として、次のようなことが挙げられます。
必ず心のどこかに「やりたい」はあると思います。でも色んな原因でわからなくなるんですよね。
立派なことをしようとしているから
「やりたいことはなんだろう」と考えたときに、何か立派なことをイメージすることはありませんか。
はい、僕はよくありました。
立派なことを考えているときは気分は悪くありません。
ただ、実際に行動に移すとなると話は別。
ゴールがはるか彼方すぎて、初めの一歩が踏み出せなくなるのです。
もはや自分ごととして考えられてないんですよね。
立派なことをしようとするときには、どこかで人の評価を気にしているもの。
人の評価を気にしていては、真の意味でやりたいことには出会えないでしょう。
たとえ「立派なこと」への第一歩を踏み出せたとしても、やっていくうちにストレスを感じたり燃え尽きてしまう可能性があります。
どこか無理にやっていることは、長く続けるのがむずかしいですからね。経験済みです。
「やらないといけないこと」に支配されている
仕事に家事育児、病気の療養…日常でやらなければいけないことはたくさんありますよね。
「やらなければいけないこと」に時間も体力も精神力も、すべて削られていきます。
結局自分のやりたいことを考える暇もなく、やりたいことがわからないまま日々が過ぎていくのです。
本当はやりたいことを中心に生活を送りたいですけどね。
当然、「仕事で期待に応えたい」「家事をしっかりやって家族を助けたい」といった想いもあるでしょう。
ただ、心のどこかで「疲れた」「本当はあれやりたいのに」と思ってしまうようであれば、本当の願望とはいいがたいでしょう。
時間や心にゆとりができたときに、本当にやりたいことが見えてくるのかもしれませんね。
「やりたいことをやるのは無理」と決めつけている
大人になると「やらなければいけないこと」が生活の大部分を占めてきます。
他人の目や社会的な期待を気にして、本当はやりたくないことでも頑張らなけばいけないことも多いでしょう。
上述した時間や余裕のなさから、「やりたいことをやるのは無理」と決めつけてしまう場合があります。
確かに猛烈に働いたり、家事育児で忙しいと「どこにそんな時間あるの⁉」って怒りたくなりますよね。
また、自信のなさから「やりたいことをやるなんて無j理」と決めつけてしまうことも。
薄々やりたいことを感じていても、「自分には無理」「どうせ失敗する」と否定的に捉えてしまうのです。
挑戦する前から「あれも無理」「これも無理」と感じて、最終的には「自分にできることはない」と心が折れてしまいます。
自信がないときって、「常識」とか「みんなやっていること」にしがみつきたくなりますしね。
失敗やリスクを恐れている
人間にはリスク回避本能があります。
失敗やリスクを恐れる本能が「やりたいことを見つけよう」という思考を邪魔している場合もあるでしょう。
確かに失敗とかリスクをとることって不安ですからね。
特に「完璧主義」な人は失敗やリスクを極端に恐れる傾向にあります。
失敗を恥ずかしいことだと思い、周囲からの見られ方を過度に気にしてしまうのです。
結局いつも通りの日常を繰り返し、新しい挑戦を避けてしまいます。
人間には「現状維持バイアス」という、慣れ親しんだ状態を「安定」と捉える心理がはたらくみたいですからね。でも毎日同じじゃつまらないって気持ちもあります。
本心を押し殺して周囲に合わせている
自分よりも他人の気持ちを優先することも、「やりたいことがない」と感じる理由のひとつです。
俗にいう「繊細さん」はほかの人に気をつかうあまり、自分のやりたいことを我慢してしまう傾向にあります。
結局無理に他人に合わせているうちにストレスを溜め込んだり、やりたいことがわからなくなってしまうのです。
僕もおそらく繊細な方なので、つい合わせてしまう感覚がわかります。
自分の本心やワクワクする感覚に気づきにくくなり、いざやりたいことをやろうと思っても、何をしたいのか悩んでしまうこともあるでしょう。
本心を押し殺すことでやりたいことができないストレスを感じるほか、最終的には親密な人間関係を作ることもむずかしくなります。
現状に満足している
家庭での生活や仕事に一定の満足感を感じている場合、「やりたいことをやろう」という意欲が低くなることがあります。
さっき出た「現状維持バイアス」が関係しているのかもしれませんね。もちろん満足しているならそのままでもいいと思いますが。
満足している場合は無理に変化をする必要はないかもしれませんが、同じ生活で満足感をずっと続けられる人は少ないでしょう。
満足している状態は一見ポジティブなように感じます。
一方で、やりたいことを考える必要性を減らしたり、自分を成長させるチャンスを逃したりする可能性もあることを覚えておきましょう。
経験が少なく別の道を歩くことを考えれない
経験が少ないと「やりたいことがない」と感じてしまう原因になります。
ひとつの道に執着してしまうと、別の道を歩くことが怖くなってしまうでしょう。
特定の職業や趣味にしか関わったことがないと、視野が狭くなってしまいます。
教師をやっていたときは、まさか自分がフリーランスになるなんて1mmも考えられませんでした。
実はほかにもやれることがたくさんあるにも関わらず、経験がないとなかなか自信がもてないのです。
それこそ「自分にはできない」「きっとうまくいかない」といった不安にもつながるでしょう。
経験が少ないと自分の可能性を狭め、やりたいことが思いつかなかったり、やりたいことがあっても「できない」と感じてしまいます。
やってみると意外にできることも多いんですけどね。でも飛び込むときはすごく勇気が入りますよね。
好奇心や興味関心がもてない
子どもの頃は色んなことに好奇心や興味関心がもてましたよね。
ただ、大人になるとなかなかワクワクや興味を感じられなくなる人もいるでしょう。
確かに…子どもの頃は遊び感覚であれこれやってた気がします。
子どもの頃はわからないことだらけなので、色んなことに興味がもてます。
大人になると多くのことを知っている(つもり)状態になるため、子どもの頃のように好奇心や興味関心がもてなくなるのです。
また、知らないことはスマホやパソコンで簡単に調べられることも、好奇心や興味関心をもちづらくなっている要因かもしれません。
今なんてAIに聞いたら大体のことは教えてくれますからね。ても本当は知らない、やったことがないことって山ほどあるんですよね。きっと。
ここまで説明した自信のなさなどもあいまって、成長するにつれて興味関心がもちづらくなるのです。
自分の長所に気づいていない
自分の長所を聞かれて、すぐに応えられる人はいるでしょうか。
僕は一瞬思い浮かびますけど、「もっとすごい人いるしな…」と引っ込めるタイプです(笑)
「自己認識をする時間がない」「自分に自信がない」といった場合に、長所がわかりづらくなります。
本当は長所を活かして新しいことにチャレンジできるのかもしれません。
長所に気づかないと、結局今の行動や環境を変えることはむずかしくなります。
確かに…誰にでも長所があって、ほかの人にはむずかしくても自分には簡単なことってあるんですよね。
内向的な思考(僕もそうです)は、さらに自分の長所を見えづらくします。
自分の問題点や不安なことばかりに目が向いて、できることや好きなことに気づきづらくなるのです。
「どう生きたいか」という目標がない
人生に「どう生きたいか」という明確な目標がないと、自分が何をしたいのかわからなくなります。
「どう生きたいか」はとても本質的な問いです。
ちなみに僕は「心に素直に生きる」ことが人生の目標です。目標がなければ、今も迷走中だったかもしれません。
もちろん「何になりたい」という具体的な目標を立てることも大事。
ただ、「どう在りたい」といった抽象度が高い目標は、人生を通じて通用するものになります。
「どう在りたい」という目標がないと、とにかく現状に流される生活を送り続ける可能性があるでしょう。
目標がないととにかく周りに合わせたり、評価を気にしたりしがちですからね。
そもそもやりたいことを見つける必要はある?
ここまで「やりたいことがない」と感じる原因について解説しました。
ただ、必ずしもやりたいことを見つける必要はあるのでしょうか。
ここでは、やりたいことを見つける必要性についてまとめました。
やりたいことを見つけるメリットも書いてあるので、ぜひ読んでみてください。
現状に満足しているなら必要ない
現状に満足しているなら、無理にやりたいことを探す必要はありません。
あえてリスクをとることなく、今の生活を続けるだけで幸せを感じられるでしょう。
ただ、現状への満足感がずっと続くことはかなり珍しいケースです。
まったく同じ日はなくて、まったく同じことを感じられるわけではないですからね。
現状への満足感が薄れる原因として、次のようなことが挙げられるでしょう。
多くの人が波を経験しながら人生を送っているはずです。
いい時期が続いたなぁと思えば、一気に急降下することだってありますよね。僕はわりと低空飛行で安定していますが(悲)
満足感とはある面では相対的なものです。
周囲の環境の変化によって、比較や劣等感が生まれ、満足感が薄れてしまうこともあります。
さらに、人間には本能的に向上心が備わっているもの。
生存本能や自分を守りたい本能からくるものです。
「やりたいことがない」という状態では、なかなか新たな挑戦ができず、自己成長の機会を逃してしまうでしょう。
そういう意味では、現状に満足していてもやりたいことや、人生の目標を持ち続けることは大事かもしれませんね。
仕事のミスマッチを防げる
自分がどんな仕事をしたいのかわかったつもりで就職しても、「働いてみたら全然違った」という経験はないでしょうか。
はい、色んな職業を経験しましたが、結局うまくいかず転々としました。
やりたいことを見つけたり、自分の長所や価値観を明らかにしたりすることで、仕事を選ぶ際のミスマッチを減らせます。
ただ、「やりたいこと」というのは「どんな職業に就きたいか」よりも、「どう生きたいか」が重要です。
職業や業務だけを見ていると、人間関係や職場環境など業務以外の要因でミスマッチを起こす可能性があります。
「どう生きたいか」「どう在りたいか」というのは人によってさまざまです。
もちろん「どんな職業に就きたいか」という目標も悪い考え方ではありません。
万が一ミスマッチがあったときに、自分のどんな価値観と職場の何が合わなかったのか考えることは重要です。
一度ミスマッチを起こすことで、価値観や本当の希望を見つめ直せますからね。
経験を重ねながら「本当にやりたいこと」を探していくことも、「やりたいことがない」と感じたときの有効な方法でしょう。
やりたいことをやれないまま終わる人生を想像する
人生は一度きり。
誰もが知っていることです。
でもなぜか人生がまだまだ続くような感覚ってありますよね。
自分の人生が終わるのはまだまだ先だよなぁって思います。
もちろん人生がいつ終わるかは誰にもわかりません。
ただ、いずれにせよ一度きりの人生で「やりたいことがやれなかった」と後悔しながら最期を迎えるとしたらどうでしょうか。
「あれもやればよかった」「なんでこうしなかったんだろう」と後悔してももう手遅れです。
後悔ばかりで最期を迎えるって考えると、なんだか辛いですね。
想像してみてください。
人生の最期を後悔して迎える自分の姿を。
「それはごめんだ!」と感じるのであれば、今からでもやりたいことを探す必要性を感じられるのではないでしょうか。
未経験の幸せを求め続ける人生を送って、おおむね満足して最期を迎えたいものです。
やりたいことを見つける前におさえておきたいポイント
やりたいことを見つける具体的な方法を解説する前に、大事な考え方をおさえておきましょう。
次のような土台となる考え方を身に付けておくことで、よりやりたいことを見つけやすくなるでしょう。
本当にやりたいことを探すためには、過去の経験をもとにした直感を大切にしたり、今までの「常識」を外して考えたりすることが大切です。
「常識」「周りの目」「稼げるか」なんてことを気にし始めたら、結局選択肢はどんどん狭まっていきますからね。ポイントを前提にやりたいことを見つけましょう。
直感は大切
やりたいことを見つけるために、直感を信じることが大切です。
ふと「あれやりたい」と頭に浮かぶときってないでしょうか?
直感はただの当てずっぽうではありません。
ある研究では直感について次のように示されています。
直感は、私たちの認知構造と進化的学習に基づいており、様相現実に関する信頼できる情報を提供するため、合理的に信頼することができます。
引用元:N. Miščević,『直感の説明可能性』(2005)
直感は今までに認知したことや経験的に学習したことの蓄積から生まれるのです。
自分の感情や直感を素直に信じて行動することは、実は合理的な行動といえます。
どんな小さなことでも構いません。
「あ、あれやってみたい」と思ったことをとりあえず行動に移してみましょう。
新しい体験や感覚に楽しさを感じられるかもしれません。
僕も「あ、これ食べたい」って思ったらなるべく買うようにしています。「サウナ行きたい」って感じた瞬間に準備し始めますし。
「そもそも直感が出てこない」といった方は、体験や学習を積み重ねることで生まれやすくなります。
上記のような方法で新たな興味や価値観が積み重ねられ、直感が生まれやすくなります。
役に立たないことでもいい
やりたいことが誰かの役に立つものである必要はありません。
まずは、自分の興味や情熱を優先することが大切です。
「誰かの役に立たないと」と思うと、ハードルを高くしたり、周りの評価を気にしてしまいます。
結局本当に自分がやりたいことにはならないんですね。
自分が心から「やりたい」と感じていないものは、いずれ続けることがむずかしくなります。
無理に「人のため」を貫こうとしても、どこか無理が蓄積されるのです。
役に立つかどうかをいったん度外視することで、選択肢も広げやすくなるでしょう。
確かに、今まで「人のため」でやってきたことは結局苦痛になって、やめてしまったことがあります。
役に立つ、立たないを考えずに、自分が直感的に「やりたい」と感じることに挑戦しましょう。
稼げるか稼げないかは後からついてくる
自分がやりたいことでお金を稼げたら最高ですよね。
ただ、現実ではなかなか稼ぐことに結びつかないケースも多いでしょう。
「稼げるかどうか」を考えすぎると、結局選択肢が狭まり、真にやりたいことから遠ざかっていきます。
僕は本業をもちながらブログを書き始めました。生活のためのお金を確保することも大切ですからね。
短期的な収益よりも、長期的に打ち込めることを見つけることで成功につながる可能性も高まるでしょう。
長く続けられた方がスキルが身に付いたり、人から注目される可能性も高くなります。
金銭的なモチベーションだけでは、物事を長く続けることはむずかしいでしょう。
僕もブログを気長に書いていたら、いつの間にかスキルが身に付きました。結果フリーライターになっていますしね。
「役に立つかどうか」と同様に、「稼げるかどうか」もいったんわきに置いておいて自分の心に素直に挑戦しましょう。
失敗を前提にする
やりたいことが思いついても、自信がないとなかなか行動に移せません。
「うまくいくイメージがわかない」「失敗が怖い」といった理由で、一歩を踏み出せないこともあるでしょう。
やりたいことを見つけるときに「失敗を前提にする」という考え方は重要です。
「どうせ失敗する」のあとに「なら思いっきりやってみよう」っていう考え方を付けられるといいですね。
かの発明王、トーマスエジソンも次のように話したそうです。
「私は失敗したことがない。ただ一万通りのうまくいかない方法を見つけただけだ。」
ホンダの創業者である本田宗一郎も次のように語っています。
「成功は、99%の失敗に与えられた1%だ。」
多くの偉人が数えきれない失敗を乗り越えて、自分なりの成功を手にしていることがわかります。
失敗は成功のもと。
失敗を避けてばかりいると、人生に失敗してしまうかもしれないことを覚えておきましょう。
周りの目を気にしすぎない
周りの目を気にしすぎると、やりたいことを自由に考えられなくなります。
周囲の言葉や期待にとらわれず、本当の願望に目を向けることが大切です。
「そんなことやって意味あるの?」「もっとためになることしたら?」という言葉は無視で大丈夫!
周りの目を気にした生き方は窮屈です。
やりたいことからどんどん遠ざかっていくでしょう。
周りの言われた通りに行動したり、期待に応えようとしても成功が確約されているわけではありません。
そして失敗したときの責任は誰もとってくれないんですよね。
上記のような工夫を重ねて、周りの目を気にせずにやりたいことを見つけていきましょう。
やりたいことはたくさんあっていい
やりたいことはひとつである必要はありません。
思いついたことを片っ端から試してみる姿勢は、本当にやりたいことを見つけるうえで大切です。
思いついたことを片っ端からやっているプロセスが意外と楽しかったりしますしね。
「やりたいこと」と考えると、ひとつの立派なものを考えようとしがちです。
多くの興味や可能性をもっておくことで、思わぬところでやりたいことに出会えるかもしれません。
上記のような方法もやりたいことを見つけるために重要です。
「やりたいことはひとつに絞らないと」という考えは視野を狭くするだけ。
未経験のことに幅広く興味をもって、やりたいことを見つけていきましょう。
やりたいことは途中で変わってもいい
やりたいことが見つかったら「生涯続けていくぞ!」とやる気満々になることでしょう。
情熱を燃やすことはやりたいことを続けていくために重要です。
ただ、続けているうちに情熱が薄れてきたり、「なんか楽しくないな」と感じたりすることもあるでしょう。
いつのまにか義務的になって苦痛を感じるときもあります。最初の情熱はどこにいったって感じですよね…。
一度「やる」と決めたからといって、情熱が薄れてきたことを続けても幸せには近づけません。
人の価値観や状況はどんどん変化していくものです。
やりたいことが変化するのも自然なこと。
継続した方がスキルや経験は積み重なりますが、無理に貫いていないかときどきチェックすることも大切です。
情報を集めすぎない
情報であふれかえる現代。
毎日あらゆるところから情報が入ってきます。
さまざまな情報を取り入れることは興味関心を広げるうえで大切です。
未経験のことについて情報を集めてみることもおすすめです。
ただ、やりたいことを思いついたあとに情報を集めすぎると、結局行動に移せなくなる場合があります。
情報収集に時間をかけすぎて、いわゆる「ノウハウコレクター」になってしまうかもしれません。
「やめたほうがいい」「おすすめできない」といったネガティブな情報で、挑戦を諦めてしまう可能性もあります。
まだやってもいないのに、他人の情報だけでやめてしまうのはもったいないです。
過度に情報を集めすぎず、まずは行動に移すことがやりたいことを見つける最短の方法です。
「常識」や「普通」はいったん度外視する
目に見えないですが、なぜか存在するように感じる「常識」や「普通」。
常識や普通を意識すると、思考や行動の選択肢がどんどん狭まっていきます。
常識や普通といったことを度外視することで、自分の心に素直になれたり、決まった枠組みにとらわれない発想ができたりするでしょう。
つい「こんなことしていいのかな」「どう思われるかな」って頭に浮かんでしまいますよね。でも結局は窮屈なだけです。
「常識」や「普通」を気にしないようにするために、次のような工夫ができるでしょう。
常識は時代や地域が変わるだけですぐに変わります。
僕が高校生の頃にはスマホなんて想像もできませんでした。日本と海外の常識は違いますしね。
あってないような常識や普通が原因で、やりたいことを見つけられない人生を過ごすのはもったいないものです。
必要なのは「自分の普通」だけ。
常識や普通にとらわれず、自由な発想でやりたいことを見つけていきましょう。
やりたいことを見つけるための方法
ここでは、やりたいことを見つけるための方法を具体的に解説します。
ぜひ参考にして、自分がやりたいと感じることに挑戦してみてください。
やりたいことを見つける方法は「マインド編」と「行動編」に分けて解説します。
「マインド」と「行動」、どちらも大事なので両輪で回していきましょう。
やりたいことを見つける方法(マインド編)
やりたいことを見つけるためには、自分の素直な気持ちや直感を感じることが大切です。
ここでは、やりたいことを見つける方法のマインド編を解説します。
やりたいことを見つける方法(マインド編)は次の通りです。
「やりたい」と「やりたくない」を丁寧に感じる
「やりたいこと」と「やりたくないこと」を自分のなかで明確にしていくことは、やりたいことを見つけるために重要です。
目の前の物事や、これまで経験したことについて「やりたい」「やりたくない」を丁寧に感じることは、自分の幸せを追求することにつながります。
なるべく「やりたい」と感じることを選んでいきたいですよね。明確な「やりたい」があれば、多少の「やりたくない」は乗り越えられます。
興味や楽しさを感じたことは、メモなどに残しておくといいでしょう。
「やりたいかもしれない」をためておくことで、行動の幅を広げやすくなります。
興味や楽しさを感じることがなかなか見つからない場合は、次のような方法で探してみましょう。
日常でつかっている言葉や感情を観察することが大切です。
言葉では「~したい」をどんなときにつかっているのか意識してみましょう。
「~したくない」のほかに「~すべき」「~しなきゃ」という語尾には、「実はやりたくない」といった気持ちが隠れている場合があります。
「~すべき」と「~したい」の区別が曖昧になって、心とは反対の方向で頑張っちゃうときがあるんですよね。
自分が感じた感情に「なぜ?」を問い続けることも大切です。
感情が生まれるのには理由があります。
根本の理由がわかれば、自分がどんな価値観をもっているのか自己理解につながります。
大事にしている価値観がわかれば、満たす行動を選びやすいですよね。
長い目で人生を考えてみることも有効でしょう。
「理想的な未来はどんなものか」「人生をどう終えたいのか」といった未来を想像することで、今取り組んでいることへの見方が変わる場合があります。
僕は「正社員とか収入ということにしがみついて人生を終えるのはごめんだ」と思った経験から、大きく方向転換をしました。
普段から自分の言動や内面を観察することで、よりやりたいことを見つけやすくなるでしょう。
やらなかったときの気持ちを考える
やらずに後悔した経験はないでしょうか?
やりたいことを見つけるためには、やらなかったときの気持ちを想像することが大切です。
「きっと後悔する」と感じることは、本当にやりたいことである可能性が高いといえます。
チャンスが少ないことなんかは、特に意識してみることが大切です。
新たな挑戦には勇気が必要です。
一歩を踏み出すことが怖いこともあるでしょう。
それでも「やらなかったときの気持ち」や「やったことで得られそうなこと」を考えることで、思い切って一歩を踏み出せるかもしれません。
一歩を踏み出した時点で何か大きなものを得ているような気もします。
大切にしている価値観や強みを自覚する
自分が大切にしている価値観や強みをすぐに答えられるでしょうか。
急に聞かれるとなかなか出てきませんよね。普段考えることもあまりないと思います。
価値観は幼少期からのさまざまな経験から形作られます。
自分が大切にしている価値観を知ることで、「人生で何を大事にしたいか」「どう生きていきたいのか」といった指針となります。
進みたい方向性が見えやすくなったり、意思決定の基準をもてたりします。
日々の生活のなかで自分の価値観について掘り下げる時間がなかなかないと思います。次のような方法で価値観を見つけてみてくださいね。
また、価値観と同様に自分の強みや長所を理解しておくことも大切です。
「やりたいこと」とあわせて強みを活かせる仕事や活動を見つけることで、より充実感を感じやすくなったり、継続しやすくなったりするでしょう。
次のような方法で、自分の強みや長所を客観的に見つけやすくなります。
価値観と強みを理解して、少しずつ自分のやりたいことを明確にしていきましょう。
自分にとっての「豊か」「幸せ」を考える
自分にとって「豊かとは何か」「幸せとは何か」をすぐに答えることは意外とむずかしいもの。
「幸せになりたい!」って思っていても、何が幸せか考える時間がないですからね。
やりたいことを見つけるために、自分にとっての豊かさや幸せを明確にすることは大切です。
自分にとっての豊かさや幸せを知ることは、人生の幸福感アップに直結します。
ただ、自分の豊かさや幸せを明確にすることは簡単ではありません。
探るヒントになるようなことはないのかな?
心理学では幸せにはいくつかの要因が関係していることがわかっています。
「ポジティブ心理学」のマーティン・セリグマン博士は、幸せの要素を次のように提唱しました。
ポジティブ感情 | 喜び、満足感、愛情など前向きな感情を経験すること |
没頭 | 仕事や趣味に没頭し、フロー状態を体験すること |
人間関係 | 家族や友人、職場などで良好な関係を築き、社会的なつながりをもつこと |
意味 | 人生や仕事に意味や目的を見出し、行動すること |
達成 | 目標を達成することで得られる自己効力感や満足感を経験すること |
上記の5つの要素を満たしていくと、幸せを感じやすくなるのです。
自分の生活に当てはめて考えてみるといいですね。
「ポジティブな感情はもてているか」「目標はあるか」といったことを常に意識して、日常生活を過ごしましょう。
一度に達成することはむずかしいですが、豊かさや幸せを見つける過程自体が自己理解を深めたり、人生の方向性を見出したりするために大切です。
やりたいことを見つけるための方法(行動編)
やりたいことを見つけるために内面を見つめることは重要です。
感じたことや考えたことを実際に行動に移すことで、新たな発見や感覚が得られます。
ここでは、やりたいことを見つけるための方法(行動編)を紹介します。
興味のあること・やりたくないことをリストアップする
興味のあることを頭で考えたり、感じたりすることは大切です。
ただ、頭のなかだけではすぐに忘れてしまうもの。
興味のあることややりたいことをリストアップして可視化することが大切です。
書き溜めておくと行動したいときのネタにもなりますからね。
リストアップすることで、「何に興味があるのか」「どんなことに情熱を感じるのか」といった傾向をつかむ効果も期待できます。
また、興味のあることをリストアップする過程で、新たな興味や可能性に気づくこともあるでしょう。
紙とペンがあればできるので、ぜひ「興味のあること・やりたいことリスト」を作ってみてはいかがでしょうか。
僕も新しい興味をどんどん書き溜めていこうと思います。
「やりたくない」「苦手」を感じることをリストアップすることも有効です。
自分が避けたいことを明確にしていくことで、自分に合った方向性を見つけやすくなります。
やりたいことが思いつかない場合は「絶対にやりたくない」と感じることからリストアップしてみてもいいでしょう。
「やりたくないこと」が削れていけば、「やりたいこと」「やってみてもいいこと」が残るイメージですね。
「やりたいこと」「やりたくないこと」をリストアップして、ぜひ自分の価値観や合う方向性に気づいていきましょう。
興味のあることをすぐにやってみる
興味のあることは可能な限り行動に移しましょう。
でも、新しいことに挑戦するのってドキドキしますよね。ただ、そのドキドキこそが「自分で生きてる」って感じがします。
やりたいことや興味のあることを実際に試すことで、自分がどう感じるか体感できます。
想像だけでは得られない感覚を味わえるかもしれません。
期待外れであれば、やりたいことリストから消してもいいでしょう。
やめるのは悪いことじゃありません。とにかく実験だと思って、エジソン張りにどんどん試していきましょう。
実際に行動に移すことは、心理的な壁も取り払ってくれます。
ドキドキする気持ちを乗り越えて行動すること自体が自分の成長につながっているのです。
繰り返すことで行動へのハードルが下がり、よりフットワークを軽くできます。
「食べたことないものを食べる」というくらいの小さなことからでも構いません。
「リストを作る→やれるものからやってみる」というサイクルを繰り返すことで、より自分が心地よく感じる行動や環境が見つかりやすくなるでしょう。
未経験を大切にする
大人になると多くのことを経験したように感じますが(僕だけ?)、未経験のことの方が圧倒的に多いはずです。
未経験に注目することで、新たな可能性の発見や価値観の広がりが期待できます。
僕が今思いつく未経験って何だろう?
まだまだありそうですが、これくらいにしておきます。
小さなことでも構いません。
未経験を経験することで、新たな感覚や発見が得られるでしょう。
「やりたいことリスト」のほかに「未経験のことリスト」を作ってみても面白いかもしれませんね。
読書からヒントを得る
本は著者の経験や考え方がぎゅっと凝縮された物です。
読書を通じて、自分とは異なる生き方や価値観に触れられます。
自分の興味のあるジャンルはもちろん、さまざまな本に触れることで新たな視野が広がるかもしれません。
僕も色んな本を読んでいます。期待外れのものもありますが、「これは!!」とバイブル的になるものもあります。
今は「Amazon Kindle」などを活用すれば、お得に名著を読めます。
また、読書の習慣がない方は、YouTubeの本要約チャンネルや「Audible」といったサービスを利用するのもおすすめです。
また、気になる内容についてSNSなどで自分の言葉で発信することで、知識の定着にも役立ちます。
今僕が一番のバイブルにしているのは、『あやうく一生懸命生きるところだった』という本です。
家族や友人などに自分のやりたいことを聞いてみる
「なかなかやりたいことが思いつかない」という人は、客観的な視点を取り入れてみることもおすすめです。
家族や友人など親しい人に自分の長所や普段何気なくやっていることについて尋ねてみましょう。
客観的な意見は思わぬ強みや長所を発見させてくれるものです。
僕は友人に「こういうところあるよね」って長所を伝えたら、「はっとした!!」とずっと覚えていてくれるようです。
相手の意見を聞く際は、いったん受け入れるようにしましょう。
あくまでも可能性であって、あなたを決める意見ではありません。
自分では気づかなかった面を教えてくれる貴重な声として、素直に耳を傾けることが大切です。
やりたいことができないストレスへの対処法
やりたいことがあっても、なかなか実践できない状況もあるでしょう。
僕はやりたいことがやれないとめちゃくちゃストレスが溜まるタイプです(汗)
やりたいことをすぐに実践できることが最良です。
ただ、やりたいことができない状況も少なくないので、溜まるストレスに対処する方法を身に付けておくことも大切でしょう。
やりたいことができないストレスへの対処法として、次のようなものがあります。
本当にできないのか考える
やりたいことができないときに、「本当にできないのか」を考えることが大切です。
上記のような観点で考えることで、やりたいことを少しでも実践したり、関連することに取り組める可能性があります。
僕の場合は「家事があってブログが書けない」と思ったら、「本当に今やる家事なの?」と考え直します。「子どもがいると仕事ができない」と感じたら早朝にやるようにしています。
優先順位をつけたり、時間を作ったりすることで、やりたいことを少しでも進められるかもしれません。
1週間や1ヵ月のスケジュールを見直すことも有効でしょう。
また、「疲れた」「眠い」「やらなきゃいけないことがある」といった「できない理由」にも目を向けてみましょう。
確かにやりたいことでも疲れてやる気が出なかったり、ほかのことを優先しなければならなかったりするときもあります。
ただ、理由が続いて一向にスタートできない場合は、「本当にやりたいことか?」を自分に問いかけてみることもいいでしょう。
心からやりたいと思っていることは、睡眠時間を削ったり(あまりよくない)、ほかのことをないがしろにしてでもやるものです。
「少しでもやる」「目標を再確認する」といったことで、ストレスを軽減しながら目標に近づけるでしょう。
自分の時間を確保する
家族や仕事の付き合いなどで、なかなか自分だけの時間を取れない人も多いでしょう。
自分の時間を確保することで、やりたいことができないストレスを軽減できます。
自分の時間を確保することで、上記のようにやりたいことに没頭したり、休養をとったりできます。
周りに人がいないだけでも、心身をリラックスさせられるでしょう。
ただ、自分の時間を作れないから困っているんですよね。
自分の時間を確保するためには、スケジュール管理や必要なことの見極めが重要です。
自分の時間を確保することは、やりたいことに没頭したり休養したりするために重要です。
やりたいことへの没頭は結果的にストレス軽減にもつながります。
短い時間でも構わないので、ぜひ日常のなかに「自分だけの時間」を確保してみてください。
規則正しい生活を送る
規則正しい生活はストレスを軽減させます。
研究では、次のような結果が出ています。
173人の大学生の間で健康的なライフスタイルとストレスとの関係を決定し、うつ病、不安、ストレスの感情状態を測定するために実施されました。その結果、71.8%が不健康な生活習慣、28.2%が中程度の生活習慣に分類されました。SLIQのストレス領域に基づくと、50.7%がストレスを受けています。DASSスコアに基づくと、46.8%が不安を抱えています。
引用元:S. Hanawi et al. 『大学生の心理的幸福に対する健康的なライフスタイルの影響』 (2020年)
不規則な生活は身体の健康やメンタルヘルスにダメージを与えます。
やりたいことがあることは幸福度を上げる大切な要素です。
ただ、夜中まで没頭しすぎたり、食事や運動などをないがしろにしては結果的に幸福感を得られないことになるでしょう。
規則正しい生活のなかで、やりたいことをやる時間を確保することが重要ですね。
やりたいことをやる土台として、規則正しい生活で心身の健康を意識しましょう。
いったん諦める
やりたいことをいったん諦めることも、やりたいことができないときのストレス対処法です。
「諦める」って聞くとネガティブなイメージがありますが、実は前向きな行動です。
「やりたい」と強く思うほど、できないときのストレスも強くなります。
反対に、「今はできないから仕方ない」と欲求をいったん手放すと、目の前のことを受け入れやすくなります。
「諦める」の語源は「明らむる」。
「今やれること」を明らかにする意味があります。
「やれないことはやれない」「やれるときにやる」という気持ちの切り替えは大切です。
「今やらなければどうしようもないか?」と自分に問いかけましょう。
いったん諦めることで余計なストレスを溜めずに済みます。
上述した方法と組み合わせて、「やれるときにやる」を意識してみてくださいね。
やりたいことを見つけて自分らしい人生を送ろう
本記事は次のような方に向けて、やりたいことがない理由や見つける方法について解説しました。
本記事のポイントは次の通りです。
やりたいことは簡単には見つかりません。
「やるべきこと」「普通・常識」が積み重なって、本心が見えづらくなっているのです。
ただ、本記事で解説したやりたいことを見つける方法を日々実践してみることで、確実に変化は起こります。
やりたいことや、やりたいことを探すプロセスを楽しんで、自分らしい人生を送りましょう。僕も探し続けます!
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