心に素直に生きたい…でもどうしたらいいかなかなかわからないですよね。
大人になるにつれて、心に素直に生きられなくなっている人も多いのではないでしょうか。
本記事では、
といった方に向けて、心に素直に生きることの意味やメリット、必要な考え方や行動について解説します。
仕事、学校、家事・育児、日々の忙しさで自分の心をじっくり感じる時間ってなかなかないですよね。
僕も忙しかったときは、自分の本心になんて目を向けている場合じゃありませんでした。
ただ、自分の本心を見失ったまま生きると、自分らしい人生を送れないまま最期を迎えてしまいかねません。
「もっと自分らしく生きればよかった」と後悔しても遅いのです。
ぜひ本記事を参考に、心に素直に生きることについて考えてみてはいかがでしょうか。
本記事のポイントは次の通りです。
それぞれのポイントを詳しく解説しますね。
心に素直に生きるとはどういうこと?
「心に素直に生きる」と聞くと、「あれ、いつも自分の思うように行動できてる気がするけど?」と思う人も少なくないでしょう。
ただ、できている気がする人のなかにも、実は心に素直に生きられていない人がいる可能性があるもの。
ここでは、心に素直に生きることの意味について解説します。
心に素直に生きることは「本心に従って行動する生き方」
心に素直に生きることとはずばり、「本心に従って行動する生き方」をすることです。
これが意外とむずかしいんですよね。
みなさんは、自分の本心の通りに行動できているでしょうか。
意外と「本心とは違った行動をとっている」「とらざるを得ない」といった場合もあるはずです。
たとえば、
なんてことがあるでしょう。
めっちゃあるー!本当は仕事なんかしないで遊んで暮らしたい…
大人になるにつれて、本心とは裏腹に「やらなければいけないこと」「こうあるべき」といったことが増えて、いつの間にか心に素直に生きづらくなってしまうのです。
心に素直に生きることとは、「やりたいことをやる」「やりたくないことをやらない」という本心に従ったシンプルな生き方といえます。
心に素直に生きることはわがまま?
「心に素直に生きるとわがままになるのでは?」と思う人もいるでしょう。
「わがまま」は「我がまま」と書きます。
つまり、「自分のありのまま生きる」という意味も含まれているのです。
自分の人生、ありのままに生きたいものです。
もちろん、他人に迷惑をかけることをしていいわけではありません。
ただ、他人の目を気にせず「我がまま」で生きることは、心に素直に生きるうえで大切な姿勢といえるでしょう。
他人に迷惑をかけない「わがまま」は、自分らしい人生に必要不可欠です。
心に素直に生きることがむずかしい理由
大人になるにつれて、心に素直に生きることがむずかしいと感じる人も多いでしょう。
ここでは、心に素直に生きることがむずかしい理由について解説。
当てはまるものがないか、チェックしてみてくださいね。
あれ、全部当てはまる気が…(泣)解説します!!(笑)
本心に気づきにくい
日々、自分の本心に目を向けているという人は、なかなか少ないのではないでしょうか。
日々の忙しさや疲れ、ストレスにまみれて、「自分が何をしたいのかわからない」という人も多いでしょう。
僕もその1人です(泣)
本心は意識しないと見えづらいものです。
子どもの頃は本心むき出しで行動できていたのに、大人になると「嫌だけどやるべきこと」が増えますよね。
心に素直に生きたくても、そもそも本心に気づけないため、実践できないのです。
どれが自分の本心なのかわかりませんよね。
「普通」や「常識」にとらわれている
世の中にある「普通」や「常識」。
年を重ねるにつれて自分のなかに普通や常識がどんどん増えていくのではないでしょうか。
僕もがんじ絡めでした。
実にさまざまな普通や常識が世の中にある気がします。
「これが普通」「みんなこうしている」といった普通や常識にとらわれると、本心が置き去りになって心に素直な生き方がむずかしくなるのです。
自信がなく他人の目を気にしている
みなさんは自分に自信があるでしょうか?
僕は昔よりは自信がついてきたと思っています。
自分に自信がないと、心に素直に生きることがむずかしくなります。
自信がないとは「自分の判断を信じられない状態」です。
自分の判断が信じられないから、他人に合わせたり、他者からの評価を気にしてしまいます。
僕もうつになった頃は他人の目をめっちゃ気にしていました。常にびくびくって感じです。
他者からの評価が最優先にくると、自分の本心どころではありません。
「嫌われたくない」「できない人だと思われたくない」といった不安に支配され、心に素直に生きられなくなるのです。
心に素直に生きることのメリット
意識しないと、本心に従って生きることはむずかしいものです。
ただ、自分の心に素直に生きることには、大きなメリットが。
ここでは、心に素直に生きることのメリットについて解説します。
僕も実感できつつあるものもあります!
余計なストレスがなくなる
ストレスとはどこから生まれるのでしょうか。
嫌なことがあったときにストレスを感じるイメージですが、もっとかみ砕いていうと「本心」と「行動や環境」が嚙み合わないときに生まれます。
つまり思い通りに物事が進まないときにストレスが生まれます。
「こうしたい」「したくない」があっても、さまざまな理由でそうできない(せざるをえない)ときってありますよね。
叶えられない本心がストレスを生み出しているのです。
つまり、本心の通りに行動できたり、環境を選べるとストレスがぐっと減ります。
僕も在宅ワークになってからぐっとストレスが減りました。
ストレスが減ると、心に素直に生きるよさを実感できます。
よさを実感できるとさらに求めたくなるもの。
心に素直に生きられる時間が長くなると、そのぶん自分らしい人生に近づいていくのです。
自信がつく
「自信をつけたいけど、どうすればいいかわからない」といった方も多いのではないでしょうか。
僕も常に不安を抱えている人間だったので、わかります。
自信をつけることにも、心に素直に生きることが役立ちます。
自分の「やりたい」「やりたくない」を思い切って行動に移す。
結果を自分で受け止めて、挑戦したことを自画自賛する。
小さなことでも繰り返していくうちに、「本心の通りに行動してもいいんだ」と思えるようになります。
どんな結果でも、自分の判断を信じられるようになって、本心から行動している自分に納得できるようになるでしょう。
なかなか本心に従って行動できる人っていないので、自信になりますよ。
心から楽しめることと出会える
「自分にとって楽しいことってなんだろう」と悩んでいる人もいるでしょう。
自分の本心を感じて、ありのままに行動することで本当に楽しめることと出会える可能性が高くなります。
どんな情報を得て、いつ何を感じるかはわかりません。
テレビで観光地を見て「行きたい」ってなることもありますよね。
ふと感じた「やりたい」は、本心である可能性が高いでしょう。
ふと感じたことをできる限り行動に移してみる。行動に移すと「楽しかった」「微妙だった」という結果が得られます。
心に正直に行動してみることで、本当に好きなものに出会えるでしょう。
人間関係が良好になる
人間関係で悩んでいる人はものすごく多いでしょう。
「悩みのすべては結局人間関係」と書いている本もあるほどですからね。
心に素直に生きることは、人間関係も良好にしてくれます。
まず「会いたい」「会いたくない」という本心に素直になることで、好きな人と会う、嫌いな人は遠ざけるという行動がとれます。
また、心に素直に生きている人は魅力的に映ります。
周りの目を気にせず生きているあなたに憧れて集まってくる人がいるでしょう。
同じような考えをもって生きている人とも意気投合できるはずです。
人生に充実感を感じられる
上記のようなメリットを得られると、人生全体の充実感が増していきます。
心に素直に生きて人生に充実感を感じられるようになれば、もうその生き方から抜け出せなくなるはず。
本心に蓋をすることが、ものすごく窮屈に感じられます。
仕事、人間関係、家事・育児、趣味、遊びといった日常生活のさまざまな場面で、本心を出せる時間が増えると、「自分らしい生き方ができている」と自分に自信がもてるでしょう。
本当の意味での幸せを手にできるのです。
心に素直に生きるための方法
心に素直に生きるためのメリットについて解説しました。
でも「実際どうしたらいいかわからない」という人のために、ここでは心に素直に生きるための具体的な方法について解説します。
「内面編」と「行動編」に分けて解説するので、できることからは試してみてくださいね。
心に素直に生きる方法(内面編)
心に素直に生きる方法の「内面編」は次の通りです。
どんな自分も受け入れる
日常生活を送っていると、さまざまな出来事があり、色んな感情が湧いてくるでしょう。
いきなり本心をすべて知ることはむずかしいですが、まずは自分の行動や湧いた感情を否定しない癖をつけましょう。
たとえ失敗でも、醜いと思う感情でも「これでいい」と認めてあげてくださいね。
自分を否定する癖が付いている人は、たとえ本心に気づいたとしても「それはダメ」と蓋をしてしまいがち。
まずは、どんな自分も否定せずに受け入れてあげることで、本心のままに行動する土台を作っていきましょう。
感情に丁寧に耳を傾ける
「自分が今どう感じているか」を常に観察することは、心に素直に生きるために必要なことです。
ことあるごとに自分の感情を確かめる習慣をつけましょう。
ちなみに僕は今、「そろそろ疲れてきたからゲームでもしたいな」と感じています(笑)
自分がどう感じているか、それが誰かに思わされていることじゃないか丁寧に観察することで、徐々に本心が見えるようになります。
「これは本心」「これは“やりたい”じゃなくて“やらなきゃ”って思ってる」って分別する作業も大事です。
直感を信じる
「あ、あれ食べたい」「最近あの人どうしてるかな」といったことを、ふと思うことはありませんか?
ふと思いついた直感は、本心である可能性が高いでしょう。
直感は脳の高速な意思決定のひとつ。
意外と的を得た感覚といえるのです。
直感を大切にすることで、「自分はこれがしたいのかも」と本心に気づくヒントになります。
どんな小さなことでも構いません。
日常で感じた直感をメモなどに残しておくといいでしょう。
僕は今「ポケモンしたい」と思っているのでそろそろ書くのをやめます。
過去にとらわれない
過去の辛い経験を思い出して、「やっぱり自分はダメなんだ」と落ち込むことはありませんか。
僕は100万回くらいありました。最近はほぼないですが。
「過去にこうだったからきっとこう」と、過去を理由に本心に蓋をしてしまう場合があります。
これまでどんな人生を送ってきたとしても、今から心に素直に生きることは可能です。
過去にとらわれず、今の本心を大事にすることが大切。
過去にとらわれがちな人は、「今どう感じて、何をしたいか(したくないか)」に集中してみてください。
「普通」や「常識」を気にしない
「普通はこうだよ」「みんなそうしている」といった言葉を、何気なくつかいますよね。
普通や常識にはまらないと、「常識がない人」「変わった人」というレッテルを貼られる不安を感じる人もいるでしょう。
普通や常識からはみ出すのって怖いですもんね。
ただ、“普通”や“常識”にとらわれていると、心に素直な自分らしい生き方ができなくなります。
普通や常識はあるようでないもの。
時代や文化、人が変われば普通や常識はあっという間に変わってしまいます。
実体のないものに振り回されて生きるより“自分の普通”、つまり自分の価値観や本心に従って生きることが自分らしい人生を歩むコツです。
心に素直に生きるための方法(行動編)
心に素直に生きる方法の「行動編」は次の通りです。
感じたままに行動する
本心を行動に移すことは、意識していないとなかなかむずかしいもの。
ただ、本心を感じたらすぐに行動に移すことこそが、新しい体験を生み、本来の心の満足を取り戻してくれるのです。
だから常に本心に耳を傾けることが大事なんですね。
行動は、どんな些細なことでもいいのです。
本心に従った行動が増えていくことは、あなたらしい人生の時間が増えていくことに直結します。
ぜひ、普段から自分の本心を丁寧に感じて、心に素直な行動を心がけてみてはいかがでしょうか。
やりたいことを紙に書き出す
心に素直に生きるためには、まず本心を知ることが大切です。
でもやりたいことってなかなか見つかりませんよね。
紙にやりたいことを書き出すことは、本心からの望みを知るために有効です。
思いついたやりたいことを、紙に書いて視覚化することで自分の本心を知りやすくなります。
書き出したものをできる限り実際に実行してみることも大切です。
どんな些細なことでも書き出して実行する。
実際に行動に移してみることで、本心から楽しめるか実感できます。
行動して結果を検証する。
繰り返すことで、本心からやりたいことが見つかりやすくなるでしょう。
反対にやりたくないことを書き出して、極力避けてみることもおすすめです。
嫌なものや人と距離を置く
誰しも嫌なことや、苦手な人間関係があるでしょう。
僕も苦手なこと、なるべく関わりたくない人もいます。
「苦手なことでも頑張れ」「誰とでも仲良くしよう」といった価値観を、幼い頃から教えられた人も多いでしょう。
苦手なことを克服したり、多くの人と良好な関係をつくれるに越したことはないでしょう。
ただ、それは「自分に無理がない限り」です。
嫌なものや苦手な人と関わることは、ストレスになります。
ストレスを感じながらも関わりを続けると、「関わりたくない」という本心に反し続けることに。
嫌なものや苦手な人と、無理をしてまで関わる必要はありません。
自分らしい人生がどんどん失われていきます。
嫌なことを避けたり、苦手な人から距離をおいたりしたぶん、好きなことや自分に合う人に出会える可能性が高まるでしょう。
逃げることは悪いことではありません。方向を変えて歩き出すことです。
小さな挑戦を続ける
自分らしい人生を送るためには、周りに流されず、自分の選択を信じることが大切です。
小さな挑戦を続けることで、自信をつけることができます。
小さな挑戦とは、やってみたいことを行動に移すことや、未経験のことを試してみること。
やりたいことリストから、未経験のものを選んで実践してみるといいですね。
続けられそうなものは、少しでも継続してやってみることで、さらに自信をもてるようになるでしょう。
1日5分でも構いません。
はまったことは何時間やってもいいです。
「継続している自分」自体に充実感が感じられます。
僕は筋トレを1日5分、2年以上続けています。体も変わってくるし、なかなか続けられないことを続けている自分に自信がつきました。
SNSを見る時間を少なくする
SNSは現代のコミュニケーションツールとして、非常に重要な役割を果たしています。
普段出会えないような人とつながれたり、楽しさや新しい発見が得られることもあるでしょう。
ただ、SNSは他人の生活や価値観などがぎっしり詰まったもの。
SNSを見すぎると、無意識のうちに他人との比較や自己否定につながる可能性があります。
SNSを見るときは目的や時間を明確にして、自分のプラスになるように活用することがおすすめです。
自分らしい価値観や新しい挑戦について、発信する側に回るのもいいでしょう。
僕はXやFacebookは、ほぼ発信専用に使っています。
自分の心に素直に生きて自分らしい人生を
本記事では、
といった方に向けて、心に素直に生きる大切さと具体的な方法について解説しました。
本記事のポイントは次の通り。
普段意識していないと、心に素直に生きることはなかなかむずかしいものです。
ぜひ本記事の内容を参考に、本心に正直に行動して自分らしい人生に近づいてみてはいかがでしょうか。
コメント